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風景画館 

画 広瀬昭一朗 (※無断転載禁止)

湯河原温泉は、スケッチしたくなる!スポットがいっぱい。
街角の風景を切り取った、同じ場所を旅してみませんか?

地図をクリックすると拡大してご覧いただけます

①湯元通り

「ぶらりと歩いて芸術家」

文人墨客に愛された通りです。夏目漱石(1867~1916)も、芥川龍之介(1892~1927)も竹内栖鳳(たけうちせいほう1864~1942)もこの道を歩きました。特に竹内栖鳳が好んで歩いたため別名「栖鳳通り」と呼ばれています。万葉公園への近道にもあたり、右に折れ芸術の径を歩けば思索に最適な静寂に包まれます。国登録有形文化財で現存する湯河原温泉最古の「上野屋」や「伊豆屋」といった古くからある旅館があります。昔日の面影をゆっくりと流れる時間と共にお楽しみください。「湯元」と表記するのは昔の湯河原温泉の中心地がこのあたりだったからです。

②両国橋

「湯河原は2国を一瞬で跨ぐことができる」

神奈川県と静岡県に一瞬で行ける場所です。あなたも千歳川の真ん中に立ち、跨いでみてはいかがでしょう。

③豆相人車鉄道

小田原(早川口)~熱海間を走った人車鉄道は1896年(明治29年)3月に開通。全長24.5キロを3時間半かけて走りました。1907年(明治40年)に蒸気機関車に引かれた軽便鉄道に代わるまで、人者鉄道は盛んに利用されます。
定員は6~8人で、1両に車夫3人が付き、上りは押し、下りは乗って走行しました。
国木田独歩(1871年~1908年)は「一驚を喫した、実に乙なもの」と書き残しています。今で言うジェットコースターの様に上り下りを疾走したことでしょう。脱輪した時には乗客も押して上ったという記録があります。

④末広橋近く

「アイルトン・セナの愛した場所」

音速の貴公子アイルトン・セナ(1960年〜1994年)が愛した風景です。
今でもアイルトン・セナを偲んで数多くのファンが訪れます。
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